新刊『人を想うこころ』が発売になります

ついに発売開始!
新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が10月1日(日)に発売開始です。
と、言っても書店の店頭にたくさん並ぶことはないと思います。
お手数をかけますが、近くの書店で取り寄せ注文をお願いしたいと思います。
心書 よろしくお願いします
書店での注文書を添付しておきますので、印刷してご利用ください。
注文書に必要冊数を記入して、最寄りの書店に持参していただければ大丈夫です。
注文書ダウンロードはこちらから(PDFファイルです)

三回忌に出会う仏さまは?

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

三回忌に故人が出会う仏さまは?

故人は三回忌(さんかいき)に阿弥陀如来(あみだにょらい)によって極楽浄土(ごくらくじょうど)へ往生(おうじょう)させてもらうのです。

阿弥陀如来

私たちのご先祖さまも阿弥陀如来の住む西方極楽(浄土(せいほうごくらくじょうど:遥か彼方の西にあるといわれる極楽浄土)に往生し、そこから常にあなたを見守っているのです。

三回忌はいつ行うのですか?

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

三回忌は、いつ行うのですか?

三回忌(さんかいき)は命日から満二年を迎えたときに執り行います。
〇回忌というときは、数え年でカウントします。つまり、命日から数えて満〇年よりプラス1の回忌となります。
つまり、三回忌は満2年で行います。一周忌の翌年なので、せわしい感じがします。

初七日忌

故人の思い出が深いうちに三回忌を行うことは、故人を忘れないことにつながるのです。

一周忌に思い出すこと

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

一周忌に思い出すこと

一周忌を迎えるころになると、命日の前後にあったできごとについて思いを巡らせることがあります。

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あの日、時間の無いところを都合をつけてお見舞いに行ったのが最後だったなと思い出します。

人が亡くなっていくときには身体は枯れ枝のように痩せ細っていきます。看病している者にとっては、毎日の光景なので見慣れてしまいますが、たまにお見舞いに行った親族には衝撃的な光景です。

お見舞いに行った親族は口には出せませんが、死期が近いことを肌で感じます。

しゃべる力もないのに、孫に向かって「バイバイ」と言ったのがお別れの言葉となりました。

「お見舞いに行ってよかったね」

一周忌を前にして遺族は故人を忘れないように、思い出話に花を咲かせるのです。

一周忌の御本尊 ~勢至菩薩(せいしぼさつ)~

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

一周忌の御本尊 ~勢至菩薩(せいしぼさつ)~

一周忌(いっしゅうき)の御本尊である勢至菩薩(せいしぼさつ)も、あなたにとって聞き慣れない仏さまでしょう。

勢至菩薩は、人々を救う力がとてつもなく大きく、苦しみから解放する手立てや知恵をたくさん備えている仏さまです。

勢至菩薩

では、仏教における知恵とは何でしょうか。

 

一般的に、知恵とは生きていくために必要な知識や教養を指します。しかし、仏教における知恵は少し違います。

 

あなたがご先祖さまを供養することを例に取りましょう。
ご先祖さまを供養することは、あなたがご先祖さまから受けた生前の恩に対して行われるものです。
もっと簡単に言うならば、ご先祖さまがこの世にいたことを忘れないために供養するのです。

 

つまり、仏教における知恵とは「忘れないこと」なのです。勢至菩薩は、あなたがいつまでも忘れることなくご先祖さまの恩に報いるために供養を続ける知恵を心に植え付け、それが傷つくことなく成長していくよう守ってくれるのです。

回忌の数え方はどうするの?

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。
本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。 なぜ、恩が大切なのか。 本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

〇回忌はどうやって数えるの?

故人の法事で三回忌や七回忌といいますね。回忌はどうやって数えるのでしょうか。

「回忌(かいき)」は数え年でカウントします。
つまり、命日から数えて満2年で三回忌を迎えます。

しかし、例外がひとつだけあります。
それは、命日から満一年を迎える一周忌(いっしゅうき)です。
一回忌(いっかいき)ではありませんので気をつけてください。

もし、一周忌を数え年でカウントするならば、満一年は二回忌(にかいき)となります。

お仏壇2

一周忌の次は、満2年で三回忌を迎えます。

満6年で七回忌、満12年で十三回忌、満16年で十七回忌となります。

 

なぜ、観世音菩薩という名前がついたのですか?

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

なぜ、観世音菩薩という名前がついたのですか?

観世音菩薩は、相手に応じてその姿を変えて救いの手をさしのべ、すべての生きとし生けるものを救うとされています。

観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)は困っていたり、悩んでいたりする人が口から思わず漏らす「うーむ」や「あーあ」など声にならない声を観察しています。

たとえば、あなたが親しい友人と些細(ささい)な行き違いでトラブルになってしまい、胃がキリキリと痛んでいたとしましょう。

胃の痛みは、一定時間の周期で差し込むようにあなたを襲ってきます。あなたが痛みをこらえるとき、気がつかないうちに「うーむ」のように声にならないようなうめきを発しています。

胃の痛み

そのうめき声を発しているあなたのことを、それとなく気遣う人がいると思います。

あなたが気づかないうちに発している、「うーむ」のような声にならない声を観世音菩薩はとても慈悲(じひ)深く、あなたの苦しみの声や救いを求める声をよく観じて聞いてくださるため、世の音を観る「観世音」という名前の由来となりました。

観音さまは困っている人を救う仏さま

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。
本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。 なぜ、恩が大切なのか。 本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

観音さまは困っている人を救う仏さま

百ヵ日忌に故人を導いてくださる観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)は、親しみを込めて観音さまと呼ばれます。
なぜ、親しみを込めた呼び方をされるのでしょうか。

観音さまの功徳(くどく)を書いた観音経(かんのんきょう)というお経では、観音さは人々の悩みにともなって三十三種類に姿を変えてあなたたちを救うと書かれています。

本来、観音さまは光り輝く都に住んでおられます。けれども、苦しみの海に沈んでいるあなたを救うために、観音さまは煩悩(ぼんのう)で濁ってしまったあなたの住む世界に現れて、慈(いつく)しみの心を持って助けてくださいます。

観音さまがあなたを助けてくださる様子は、自分で生きるための栄養をとることもできない赤ん坊が、母の慈(いつく)しみの心ですくすくと育っていく姿に例えられます。

観世音菩薩

観音さまは女性的に描かれますが、どこか母親のような雰囲気がありますね。

百ヵ日忌 哭(な)くことを卒業する日

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

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なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

哭(な)くことを卒業する日

近しい人が亡くなると、遺族は悲しむ間もなく葬儀・告別式を行わなくてはなりません。

弔問客に対する挨拶やお悔やみに対応していると時間ばかり過ぎてしまい、遺族の気持ちは置いて行かれてしまいます。
故人を失った寂しさや悲しみを受けとめきれず、何もする気もなくなってボンヤリしているうちに四十九日忌が近づいてきます。四十九日忌までに香典返しの発送手配をする必要があり、遺族は気が落ち着く間もありません。

四十九日忌で故人の遺骨を納骨してしまうと、遺族はやっと我に返り自分の感情に向き合う時間を取ることができます。
波のように寄せては返す感情に翻弄されていきます。突然涙が出てきて戸惑ったり、急に怒りっぽくなったり。
自分はどうかしてしまったのだろうかと気に病んでしまいそうになります。

感情の波が治まってきはじめるのが百か日忌ごろです。

 

百か日忌を別名、卒哭忌(そっこうき)と言います。哭(な)くことを卒業する日という意味です。

故人が亡くなったことを認め、遺族も元の生活に戻って行くことができるよう心がけるときなのです。
百か日忌で故人を導いてくださる仏さまは、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)です。

観世音菩薩

観世音菩薩は母のような優しい女性のように描かれます。
母の懐にいだかれているようで、故人も安心することでしょう。
また、観世音菩薩はあらゆる苦しみを取り除き、思いやりのこころを教えてくださる仏さまです。
遺族も観世音菩薩のご利益により感情の波に翻弄される苦しみを取り除いてもらえることでしょう。