南無大師遍照金剛は人の名前だった!

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

 

南無大師遍照金剛は人の名前だった

 

真言宗では「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」という御宝号(ごほうごう)を唱えます。

あなたは、御宝号は人の名前であるということを知っていましたか。

ここで、質問です。空海と弘法大師は同一人物でしょうか。それとも別人でしょうか。

実は、呼び名が違っても空海と弘法大師は同一人物です。
空海は、自ら僧侶として名乗っていた名前です。弘法大師は、空海が高野山奥之院で入定した後、約八十年後に醍醐天皇の夢枕に空海が現れたことから弘法大師の諡号(しごう:亡くなった後に朝廷から授かる名前)を賜(たまわ)りました。

このため、空海と弘法大師は同一人物です。

遍照金剛は、空海が中国に留学したときに中国の師匠である恵果和尚から授かった名前です。

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