大日(だいにち)とは、どのような意味ですか?

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

 

大日(だいにち)とはどのような意味ですか?

真言宗では大日如来を総本尊とします。曼荼羅(まんだら)の中心に描かれる仏さまです。

大日如来 金剛界

なぜ、大日如来は真言宗の総本尊なのでしょうか。

大日(だいにち)とは「非常に輝くもの」という意味があり、仏さまの知恵を象徴しています。このため、常に輝く太陽は大日如来(だいにちにょらい)にたとえられます。

太陽の光は闇(やみ)を除き、あらゆるものを分け隔てなく照らし、食物や動物の命を育みます。

曼荼羅の中心に大日如来を描くのは、すべての根源が大日如来であると考えるからです。すべては大日如来から御縁が連なって生み出されていると考えます。

御縁が限りなく連なった結果、生まれたきたのが私たちです。大日如来は生きとし生けるものの母のような存在なのです。

つまり、私たちは大日如来から御縁をもらってこの世に生まれてきたのです。

このため、太陽は生きとし生けるものの母のような存在であるため、生きとし生けるものの母である大日如来と例えられるのです。