悟りに至る修行とは?

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

悟りに至る修行とは?

 

仏教では悟りに至る修行は6つあるといわれています。六波羅蜜(ろくはらみつ)といいます。

経典には、「六波羅蜜(ろくはらみつ)を実践する者は、なまけ者は精進(しょうじん)するようになり、自分の物を出し惜しみするような者は布施(ふせ)をするようになり、怒れる者は優しくなるものだ」とあります。

※九條錫杖経(くじょうしゃくじょうきょう)より

精進はお線香に例えられます。お線香は、一度火をつけるとずっと最後まで燃え続けます。突然に反対側から燃え始めることはありませんし、途中から燃えることもありません。

お線香のように一度決めたことは少しずつでもやり続けることで、とても手の届きそうにない目標を達成することができるのです。

例えば、私は十年間法話を続けてきたので本を出版することができました。法話を続けることで講演依頼が来るようになりました。法事の席で五分間の法話をすることで、檀家さんから信頼を頂戴することができました。

毎日、誰かに「ありがとう」と言ってみるだけでも、あなたの信頼度が向上します。小さなことでも精進することが目的達成の近道なのです。

ありがとう