お通夜で私が遺族に送るもの

お通夜に行ったことがありますか。

お通夜は故人と最後の別れをする時間です。
亡くなってしまった故人に対して、遺族も友人・知人もできることはあまりありません。
唯一、故人の最後の顔を見て、声をかけながら末期の水を取ることぐらいです。

悲しみに暮れている遺族の前で、あなたはどうしたらよいのか戸惑うことでしょう。
遺族にどのような言葉をかけてあげるのがよいのか。
話しかけてあげるのがよいのか、そっとしておくのがよいのか。
追弔和讃 ブログ用
私はいつも御詠歌(和讃)を贈ります。
ご遺族がお通夜の席で、周りをはばかることなく静かに悲しみの涙が流せるように。
故人との突然の別れに、少しでも悼んだ心が癒されるように。

追弔和讃では次のように唱えます。
人のこの世は長いから、またいつものように春がやってくるはずだったのに
はかない夢となってしまった
遺族が故人を思う熱き涙のまごころを、故人の御霊(みたま)に捧げます
故人の面影を偲ぶのも悲しく仕方がないことなのだ
故人は御仏に救われていく身なので、私たちは思い煩うことは何もない
いつまでも安らかでありますように
南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛

私は弘法大師が授けてくださった印と真言を故人に授け、引導を渡します。
故人が死出の旅に発っていけますように。

そして、ご遺族が故人をいつまでも忘れることなく新たな一歩を踏み出せますように。