一周忌に思い出すこと

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

一周忌に思い出すこと

一周忌を迎えるころになると、命日の前後にあったできごとについて思いを巡らせることがあります。

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あの日、時間の無いところを都合をつけてお見舞いに行ったのが最後だったなと思い出します。

人が亡くなっていくときには身体は枯れ枝のように痩せ細っていきます。看病している者にとっては、毎日の光景なので見慣れてしまいますが、たまにお見舞いに行った親族には衝撃的な光景です。

お見舞いに行った親族は口には出せませんが、死期が近いことを肌で感じます。

しゃべる力もないのに、孫に向かって「バイバイ」と言ったのがお別れの言葉となりました。

「お見舞いに行ってよかったね」

一周忌を前にして遺族は故人を忘れないように、思い出話に花を咲かせるのです。