故人が亡くなって、何はともあれ駆け付けてくださる仏さまは誰ですか?

何はともあれ駆け付けてくださる仏さま ~初七日忌の御本尊~

人が亡くなると、まず駆け付けてくださる仏さまは不動明王(ふどうみょうおう)です。

 一般に仏さまのお顔は、どことなく優しく微笑んでいるように見えます。しかし、空海が初めて日本に持ち込んだ密教仏(みっきょうぶつ)の不動明王は、燃えさかる炎を背にして目を怒(いか)らし歯をむき出し、全身で怒りを表現しています。

不動明王

不動明王の姿は、あなたの弱い心を叱りつけるとともに、あなたの身に降りかかってくる災難や病気などを断ち切ってくださる力を示しています。

故人もこの世を離れたばかりで不安に駆(か)られていることでしょう。取り急ぎ不動明王が故人の元へ駆けつけ、背負った炎で故人を守ってくださるといわれています。

故人は、不動明王に守ってもらうことができ、安心して二七日忌(ふたなぬかき)までの二週間を過ごすことでしょう。