新刊『人を想うこころ』ちょい読み 三七日の御本尊 文殊菩薩

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

三七日の御本尊 ~文殊菩薩~

故人は、仏さまからいろいろなことを学びながら旅を続けていきます。

故人が三七日忌(みなぬかき)に導いてくださる仏さまは文殊菩薩(もんじゅぼさつ)です。

文殊菩薩

観音さん(観世音菩薩)やお地蔵さん(地蔵菩薩)、阿弥陀さん(阿弥陀如来)、お薬師さん(薬師如来)ぐらいは聞き覚えのある仏さまの名前だと思います。しかし、文殊菩薩はあなたにとって、あまり聞き慣れない仏さまの名前ではないでしょうか。

ことわざに、「三人寄らば文殊(もんじゅ)の知恵」とあります。この「文殊(もんじゅ)」の語源になった仏さまが文殊菩薩です。文殊(もんじゅ)の知恵というぐらいですから、文殊菩薩は知恵を司(つかさど)る仏さまです。

文殊菩薩の姿を描くとき、左手に持った蓮花(れんげ)の上に経典(きょうてん)を載せます。つまり、文殊菩薩は経典を司る仏さまなのです。