新刊『人を想うこころ』ちょい読み 分かっちゃいるけど、できないこと

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

分かっちゃいるけど、できないこと

故人は三七日忌(みなぬかき)で仏教の教えを凝縮した経典(きょうてん)を学んだ故人は、四七日忌(よなぬかき)で普賢菩薩(ふげんぼさつ)に導かれ、教えを実践することの意義を教わります。

 

故人に限らず、私たちも「分かっちゃいるけど、できないこと」があります。

例えば、交通ルールはどうでしょうか。
赤信号は止まれ、青信号は進めです。では黄色信号になったとき、どうしますか?

徳島県は交通マナーが悪いことで全国的にも有名です。残念なことですが。
徳島県では、交通ルールに「阿波ルール」があります。これが交通マナーが悪いと言われる諸悪の根源です。

信号機

阿波ルールでは、黄色信号になれば、どうするでしょうか。
正解は「赤信号にならないうちに早く行け!」です。危なっかしいこと限りなしですね。

道路交通法では、「黄色信号になれば気をつけて止まれ」です。
黄色信号では止まらなくてはいけないのです。間違ってもアクセルを踏んではいけないのです。

徳島県の人は、「黄色信号で止まるのは、分かっちゃいるけど止まれない」のです。

 

四七日の御本尊である普賢菩薩は、「分かっちゃいるけど、できない」ことを戒めておられます。
知識を持っているだけでは宝の持ち腐れです。実践して初めて身につくのです。

普賢菩薩にあやかって、何事も実践してみたいものです。