新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊予定です。
発刊に先立って本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。
なぜ遺体をお骨にしてしまうのですか
葬儀・告別式が終わり、霊柩車にて火葬場へと送棺されます。火葬場で荼毘に付し、故人はお骨となります。
遺族にとって故人がお骨となってしまうことは、大きな心の負担となります。今まで姿形があった故人が、お骨だけになってしまうのですから。
遺体を火葬してしまうことは、つらいことかもしれません。
しかし、何十年という長期間にわたって故人の想い出を残すためには、お骨にすることが最も適しています。
お骨にすることは、清潔なままでお墓に保管することができます。
また、土に埋めるとお骨は自然に還すことができます。
つまり、故人の想いを長く残すために遺体を火葬し荼毘に付すのです。