新刊ちょい読み なぜ地蔵菩薩は錫杖を持つのですか?

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

地蔵菩薩は、なぜ錫杖を持っているのですか?

地蔵菩薩は手に錫杖を持っています。六つの輪がついてシャンシャンと音を鳴らします。

錫杖

なぜ、地蔵菩薩は手に錫杖を持っているのでしょうか。

 

お坊さんが手に錫杖を持ち、シャンシャンと鳴らしながら唱える九條錫杖経(くじょうしゃくじょうきょう)というお経を見てみると、興味深いことが書かれていました。

「ひとたび錫杖の音を聞けば、怠け者は精進(しょうじん)し、戒律(かいりつ)を破るものは守るようになり、ケチな者は施(ほどこ)しをするようになり、怒(いか)れる者は慈悲(じひ)の心を持つようになり、愚痴(ぐち)を言う者は知恵を授かり、あっという間に菩提(ぼだい)の心(仏の心)を起こすようになる」
とあります。

 つまり、故人は五回目の七日忌である三十五日忌に、地蔵菩薩の錫杖の音で正しい道を知り、迷わず歩くことができるのです。