緩和ケアにおいて薬剤師に求められること その6

前回は、薬剤師倫理でも説かれている「より良く生きる」とは、医療の手立てがなくなった後も希望を持って生きていくことだと思うと書きました。

薬剤師倫理における最も重要だと私が考えるポイントは、下記の部分です。

「責務の根底には生命への畏敬に発する倫理が存在するが」

特に「畏敬」という言葉を使っていることに私は注目しました。命を守ることは基本的な人権です。人権の根底にあるのは、生命に対する畏敬の念であると書かれているのです。

では、何に対して畏れ敬うのでしょう。

つづく