薬師如来は、なぜ名前に薬の字が入るのか

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。

本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

薬師如来は、なぜ名前に薬の字が入るのか

仏さまはそれぞれにご利益(りやく)があります。薬師如来(やくしにょらい)は手に薬の壷である薬壷(やっこ)を持っています。

薬師如来

薬師如来が手に持っている壺(つぼ)のふたを開けると紫色の煙がふわふわと出ます。薬師如来が持つ薬壷から出る紫色の煙をかぶれば、どんな病気もたちどころに治るといわれています。

このため、病(やまい)が治りますようにと願(がん)をかけて薬師如来を御本尊とする寺院を参拝する(薬師霊場と言います)のです。

四国霊場札所八十八ヶ所のうち二十三ヶ寺のご本尊は薬師如来です。四国八十八ヶ所霊場を巡礼する参拝者は「病気が治りますように」と願い、薬師如来のご利益にあやかりたいと思う方もいるのです。