新刊『人を想うこころ』先読み お坊さんはお葬式で何をしているのですか?

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊予定です。

発刊に先立って本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

お坊さんは、お葬式で何をしているのですか?

仏式(ぶっしき)でお葬式をするということは、故人は葬式を執り行うお坊さんの弟子となって旅立っていくのです。

お葬式でお坊さんが行っていることは、故人を剃髪させ、故人に戒律を守ることを誓わせ、出家(しゅっけ)・得度(とくど)させてお坊さんとなる儀式をしているのです。

 故人がお坊さんとなった証として戒名(かいみょう)を授けます。さらに真言宗の場合は秘密の印と真言を授けて空海の弟子として故人を死出(しいで)の旅に発たせます。

お坊さんが、故人の旅立ちを手伝うことを「引導(いんどう)を渡す」と言います。つまり、お坊さんは、故人の安らかな旅立ちのお手伝いをしているのです。

イラスト4