観音さまは困っている人を救う仏さま

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊されました。
本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。 なぜ、恩が大切なのか。 本書で気づいてもらえるとうれしいです。


 

観音さまは困っている人を救う仏さま

百ヵ日忌に故人を導いてくださる観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)は、親しみを込めて観音さまと呼ばれます。
なぜ、親しみを込めた呼び方をされるのでしょうか。

観音さまの功徳(くどく)を書いた観音経(かんのんきょう)というお経では、観音さは人々の悩みにともなって三十三種類に姿を変えてあなたたちを救うと書かれています。

本来、観音さまは光り輝く都に住んでおられます。けれども、苦しみの海に沈んでいるあなたを救うために、観音さまは煩悩(ぼんのう)で濁ってしまったあなたの住む世界に現れて、慈(いつく)しみの心を持って助けてくださいます。

観音さまがあなたを助けてくださる様子は、自分で生きるための栄養をとることもできない赤ん坊が、母の慈(いつく)しみの心ですくすくと育っていく姿に例えられます。

観世音菩薩

観音さまは女性的に描かれますが、どこか母親のような雰囲気がありますね。